もし請求が来たらどのくらい払うのか? / サービス残業代トラブルから会社を守る方法 未払い残業代請求対策ナビ

もし請求が来たらどのくらい払うのか?

残業代請求をされたらどのくらい支払うのか?

未払いの残業代は遡及(そきゅう)払いにより、過去3ヶ月から、最大で過去2年間分まで遡って請求されます。請求相手の背後に法律家などの専門家がついている場合は、2年分の請求をされることが多いようです。

未払い残業代の請求金額の目安

月給30万円の社員に毎日1時間サービス残業をさせていた場合、未払い残業代の額は2年間で約110万円になります。さらに付加金が加わると、最悪の場合は倍の金額220万円を支払うことになります。

請求してくる社員は一人とは限りません

これだけの金額をもらえるということをほとんどの従業員は知りません。
身近な同僚や、会社を辞めた元同僚がそれだけの金額を合法的にもらったことが知れ渡れば、この不況時なので自分ももらいたいと思うのが人の心というものです。

そして、頭のいい専門家なら、残業代を取り返したあとに「知り合いを紹介してくれたらキャッシュバックします」といった形で紹介を促すかもしれません。広告費をかけずにお客さんを得られるのでそれなりの金額をキャッシュバックできるでしょう。そうなれば他の社員からも次々と連鎖的に残業代請求をされるといったことにもなりかねません。

従業員全員への残業代支払い

数名の社員から残業代請求をされるくらいならまだいいほうかもしれません。労働基準監督署の調査が入り、残業代の未払いがあることがわかってしまえば、全従業員に未払い残業代の支払いを命じられる可能性もあります。

未払い残業代・付加金には利息がつきます

未払い残業代・付加金には利息がつきます。
支払わないでいるとかなり高い利息で債務が増えていってしまいます。

未払い残業代は不払いのときから年利6パーセントの遅延損害金を請求されます。従業員が会社を退職した後は、賃金の支払の確保等に関する法律第6条に基づき、年利14.6パーセントの遅延損害金を請求されてしまいます。また、付加金に対しても、付加金が認められた日(判決確定の日)から年利5パーセントの遅延損害金が加算されます。

仮に時給換算で2,000円の賃金を得ている人が月平均20時間のサービス残業をしていたとしたら、支払われるべき残業代は2年間(24ヶ月)で120万円にもなる。会社側は、裁判の口頭弁論終結時までに、残業代を任意に払わないと、さらに2年分の残業代と同額の「付加金」が加算され、その付加金には5パーセントの利息がついてくる。本来の残業代にも6パーセントの利息がつき、退職した場合はさらに利息は上がり、14.6%の利息がついてくるのである。かなり多額になる。

刑事と民事―こっそり知りたい裁判・法律の超基礎知識
2008年5月 幻冬舎 元榮 太一郎 (著) より

請求されてからでは遅いのが未払い残業代請求の怖いところ

残業代請求は、請求されてからできることは限られています。そして請求をされた場合、法律的には支払う義務があるため、支払いを余儀なくされてしまうのです。

未払い残業代請求から会社を守るには、事前の対策が大事です。

 

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